2022 Fiscal Year Research-status Report
東日本におけるクルーズ観光活性化のための新たな寄港地選定と誘致方策の検討
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18K11880
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
桜井 慎一 日本大学, 理工学部, 特任教授 (30170640)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ヒアリング調査 / 地方自治体 / 港湾管理者 / 観光協会 / 日本船社 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は,本研究課題の最終年度となる予定であったため,令和2年度までに調査を終えることができなかった大型クルーズ船の発着地および寄港地を訪問して,クルーズ船を受け入れた実績のある地方自治体の担当者,港湾管理者,地元観光協会などに対するヒアリング調査を行ったり,新規に整備されたクルーズターミナル等の現地調査を行えるよう計画し,準備を進めてきたが,令和3年度と同様,新型コロナウィルスの感染が長期間,全国に蔓延し収束しなかったため,対面による調査を希望したものの先方の都合等もあって訪問が叶わず,本年度内に予定していた各種調査等を実施することができなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究課題は,当初の予定では,平成30年度から令和3年度までの5年間で実施する予定であったが,新型コロナウィルス感染蔓延の影響から,大型クルーズ船の寄港実績のある地方自治体,港湾管理者,観光協会などに対するヒアリング調査や,クルーズターミナルの現地調査が令和3年度および令和4年度の2年間はほとんど実施できなかった。そのため,やや遅れている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍のため令和2年度から令和4年度までの3年間に実施できなかった大型クルーズ船寄港地での各種ヒアリング調査や現地調査については,令和5年5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の分類が季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられるため,これを待って再開できるよう計画中である。また,令和5年度には,本研究課題に関連する論文を発表してきた学会も通常の対面での開催が予定されていることから,これに参加して情報収集等を行う所存である。
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Causes of Carryover |
令和4年度の研究計画では,大型クルーズ船の寄港地を2,3か所訪問して,各種ヒアリング調査や現地調査を実施する予定であったが,新型コロナウィルス感染拡大のため,これらの調査を行えなかったことにより,訪問予定地までの旅費交通費を使用できなかった。令和5年度は,コロナ感染が収束しつつあるため,早期にこれらの調査を実施する計画である。
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Research Products
(2 results)