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2022 Fiscal Year Annual Research Report

Investigative research for the creation of an archive of Tokuho Azuma, the Japanese traditional dancer

Research Project

Project/Area Number 18K12269
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

西国領 君嘉  日本大学, 芸術学部, 研究員 (50813234)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2023-03-31
Keywords日本舞踊 / 吾妻徳穂 / アヅマカブキ
Outline of Annual Research Achievements

日本舞踊家初代吾妻徳穂の舞踊活動におけるアーカイブ化を目的とし、初代徳穂が自身の活動として開催した「春藤会」「夫妻会」「定式舞踊研究会」「アヅマ・カブキ」「徳穂三趣の会」の公演プログラムをはじめとする文献や、吾妻流、日本舞踊関係者へのインタビュー調査を進めた。
これまでの調査では、初代徳穂に縁のあった日本舞踊家や演奏者を初め、吾妻流事務所を訪問し、保管されている過去資料を閲覧しながら、初代徳穂の義娘であり、現宗家二代目吾妻徳穂の実母である吾妻花舟氏へのインタビューを行い、吾妻流幹部である吾妻節穂氏の口伝により、初代徳穂の舞踊に対する考えや技術、在りし日の姿を文章化していたが、当該年度は、花舟氏と節穂氏の体調不良からインタビュー調査を行うことは、昨年度に続き実施することが難しかった。
しかし、5月28日に開催される「アヅマカブキ2023」の公演により、以前より二代目吾妻徳穂、吾妻流幹部、初代徳穂に師事していた門弟が一堂に会し、初代徳穂の在りし日の舞踊に対する姿勢や思想を、稽古を通して聞くことができ、また、吾妻流に継承される舞踊作品を多く知ることができた。
研究実施計画では、当初、舞踊関係者、演奏者へのインタビュー、また、アヅマ・カブキ調査のため、二度目のアメリカと、ヨーロッパ諸国を訪問する予定であったが、インタビューについては、対象者の逝去で縮小しての実施、また、国外調査は、筆者の日程調整と、新型コロナウイルス感染症による国外出張が難しく断念する決断となった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 「京鹿子娘道成寺」に見る初代吾妻徳穂の舞踊観2022

    • Author(s)
      西国領君嘉
    • Journal Title

      日本大学芸術学部 日本大学研究員 研究報告書

      Volume: 21 Pages: 30-36

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2023-12-25  

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