2020 Fiscal Year Research-status Report
サハとアイヌの口琴音文化交流を通じた自然と音楽行為の関係性に関する人類学研究
Project/Area Number |
18K12600
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Research Institution | Hokkaido University of Science |
Principal Investigator |
荏原 小百合 北海道科学大学, 全学共通教育部, 准教授 (50719284)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 文化人類学 / 音文化 / サハ / アイヌ / 口琴 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、サハ共和国ヤクーツク市で、口琴奏者や博物館関係者等への聴き取り調査や資料収集を実施する予定であったが、コロナ禍で渡航を断念せざるを得なかった。また、道東阿寒湖畔や標茶町塘路地区で予定していた塘路口琴研究会「あそう会」メンバーなどへの聴き取り調査についても、実施を断念せざるを得なかった。一方、世界民族口琴博物館(サハ共和国ヤクーツク市)がオンラインで開催した行事への参加や、現地のホムス奏者やホムス愛好家とのリモートでの情報交換やミーティングを複数回行った。本研究成果の一部は、ひらめき☆ときめきサイエンス「作って鳴らすムックリ研究室!~アイヌ民族の伝統楽器ムックリを学ぶ~」のプログラムの一つである「世界の口琴-シベリアの金属口琴ホムスについて」(2021年1月10日実施)などに反映した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍で、サハ共和国へ渡航することができず、実施予定だった口琴奏者や博物館関係者への聴き取り調査ができなかった。また、道東でのフィールドワークについても一切行うことができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナウィルス感染状況によってサハ共和国への渡航時期を判断する。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で計画通りにロシア連邦サハ共和国でのフィールドワーク調査や北海道東部阿寒や標茶町塘路での調査を一切実施することができなかったため。今後両国のコロナ感染状況を注視し、調査渡航時期を見極める。
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