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2018 Fiscal Year Research-status Report

Cognitive behavior therapy and prevention of child sleep disorders with information and communication technology

Research Project

Project/Area Number 18K13250
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

石井 隆大  久留米大学, 医学部, 助教 (10789192)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords小児 / 睡眠 / 睡眠障害 / ICT / 認知行動療法
Outline of Annual Research Achievements

当初掲げていた研究計画通り平成30年は, ICTの導入を主目標に進めた. 管理者システムとコンテンツ開発を外部機関と協議を行いキックオフを平成31年に行った. 管理者システムは連結番号で対象を匿名化し管理することと全体の得られたデータを参照するものを目指す. 次いで, コンテンツはCSHQ-J計算ツール, 睡眠教育に関わる教育資材, 睡眠障害に対するCBT資料を具体的に外部機関と協議し予算範囲でコンテンツ開発実現可能な範囲を模索中である.平成30年に対象のサンプリングを行う施設の選定と打診を予定していたが, 具体的に打診まで至っていない.
現在, 直面している研究課題は下記の通りである. 1)CSHQ以外の国際的に広く標準化された尺度の確認. 2)CSHQ-Jの信頼性. 3)睡眠教育における客観性を持った睡眠に対する科学的事実の蓄積. 4)科学的事実に基づいて, 対象が持つ認知の歪みの抽出方法. 5)認知を再構成させるためのモニタリングおよびフィードバックの手法. 6)行動変容を促すための教示方法とその持続性の維持方法. 大きく分けて尺度の課題とCBTの課題に大別される. 尺度については, より国際的に広く使われる小児の睡眠を評価するのに適した尺度が見出された場合は, 紙媒体とは異なり, 導入を速やかに検討する. 妥当性については, 並行して行っている研究の課題となる. CBTの課題については, 前述課題について国内外の文献調査を元にコンテンツ内容や治療や予防介入の対象とすべき認知が妥当か研鑽に努める.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成30年は, ICTの導入を主目標に進めた. 管理者システムとコンテンツ開発を外部機関と協議を行いキックオフを平成31年に行った. 外部機関と協議し予算範囲でコンテンツ開発実現可能な範囲を模索中で, 平成30年に対象のサンプリングを行う施設の選定と打診を予定していたが, 具体的に打診まで至っていない. 直面している課題は下記の通りである. 1)CSHQ以外の国際的にに広く標準化された尺度の確認. 2)CSHQ-Jの信頼性. 3)睡眠教育における客観性を持った睡眠に対する科学的事実の蓄積. 4)科学的事実に基づいて, 対象が持つ認知の歪みの抽出方法. 5)認知を再構成させるためのモニタリングおよびフィードバックの手法. 6)行動変容を促すための教示方法とその持続性の維持方法. 大きく分けて尺度の課題とCBTの課題に大別される. 尺度については, より国際的に広く使われる小児の睡眠を評価するのに適した尺度が見出された場合は, 紙媒体とは異なり, 導入を速やかに検討する. 妥当性については, 並行して行っている研究の課題となる. CBTの課題については, 前述課題について国内外の文献調査を元にコンテンツ内容や治療や予防介入の対象とすべき認知が妥当か研鑽に努める.

Strategy for Future Research Activity

前述の課題に対しての推進方策は下記の通りである. 1)CSHQ以外の国際的にに広く標準化された尺度の確認. 国内外の文献検索の結果では, CSHQ以上に適切な尺度は認められない. 2)CSHQ-Jの信頼性. リテスト法により信頼性については国際的にコンセンサスを得ているが, 日本語版については確認されていない. そのため, コンテンツ内でのリテスト法を導入し検証予定である. 3)睡眠教育における客観性を持った睡眠に対する科学的事実の蓄積. 国内で行われている様々な研究知見を採択し, コンテンツに導入する. 4)科学的事実に基づいて, 対象が持つ認知の歪みの抽出方法. 前述した国内で公表されている研究知見を元にして, 児童および家族の睡眠と睡眠障害発症予防に対する認知や知識の歪みを試問する形で抽出が妥当と考え, コンテンツへ反映させる予定である. 5)認知を再構成させるためのモニタリングおよびフィードバックの手法. 児童へのフィードバック方法として, 計画通りゲーミフィケーションをコンテンツとして, 外部機関からの参考意見を取り入れながら実装する. 6)行動変容を促すための教示方法とその持続性の維持方法. 児童の介入や予防策の持続意欲の向上を前述ゲーミフィケーションの研鑽を行うことで実現させる.

Causes of Carryover

研究の進捗については, 遅延している. コンテンツ開発の遅延が主な要因である. そのため, 次年度へ持ち越しとなった費用を累積してコンテンツ開発およびサーバ運用に使用する計画である.

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Published: 2019-12-27  

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