2018 Fiscal Year Research-status Report
状態像別に見たインターネット依存傾向と注意バイアス-ストレスの作用に着目して-
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18K13349
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
津村 秀樹 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 講師 (70636836)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | インターネット依存 / 注意バイアス / ストレス |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はインターネット依存と注意バイアスの関連性に関する先行研究を調べ、本研究で用いる注意バイアスを測定する課題を選定した。また、課題で使用する刺激の予備調査を実施し、刺激の感情価等を確認したうえで、刺激の選定を行った。研究の手続きを確定し、実験で用いる課題、質問紙等を作成した。本年度で、実験を開始できる準備は整ったため、来年度から実験を開始し、データ収集を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究機関の異動等があり、本年度は当初予定されていた実験、データ収集の開始には至らなかった。研究の手続き、課題等の作成は終了しており、来年度から研究を開始する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度は実験、データ収集を開始し、年度内にデータ解析を行う予定である。具体的には、研究計画はすでに確定しているため、5月に研究倫理申請書を作成し、所属機関の倫理委員会に提出し、審査を受ける。6月以降に、研究参加者の募集を開始し、実験を実施、データの収集を行う。2019年度中に40名のデータを収集し、データ解析を行う。最終年度(2020年度)は、2019年度に収集したデータをもとに、研究結果を学会発表、論文等で公表する予定である。
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Causes of Carryover |
本年度は実験の開始に至らなかったため、人件費の支出が生じなかった。来年度は実験を開始する予定であり、次年度使用額を人件費として支出する予定である。
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