2020 Fiscal Year Research-status Report
Notchシグナルによる小腸上皮間リンパ球の成熟・TCRレパトア調節機構の解明
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18K15191
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
石舟 智恵子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (80632645)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | Notchシグナル |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は産前産後・育児休業による研究中断中(中断期間:2020年1月9日~2021年9月30日)のため研究実績については特筆すべきことはありません。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究中断中のため進捗はありません。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでの研究では、E8I-Cre依存的なRbpjKO マウス(Rbpj-8 KO)において、TCRαβ型とTCRγδ型の両方のCD8ααIELでThy1陰性のIELが減少していた。その中で、TCRγδ型のCD8ααIELのマイクロアレイ解析を行った結果、Notchの制御を受ける遺伝子の候補や、Thy1陰性と陽性のCD8ααIELで異なる遺伝子発現パターンが得られた。今後は、Thy1陽性IELとThy1陰性IELの遺伝子発現の違いに着目し、両IELの機能的な違いを解析するとともに、コントロールマウスと比較してRbpj-8KOマウスで低下した遺伝子についてその意義を詳細に調べる。また、IELの表現系が変化することによる上皮細胞への影響や腸内細菌叢への影響を調べ、TCRのレパトア解析を行う。さらにTNBSやDSS誘導性大腸炎モデルをRbpj-8 KOに適応して、IELの成熟障害による影響をマウスの個体で検討する。
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