2019 Fiscal Year Research-status Report
効果的で質の良い精神的ケアの提供に向けた看護師の対人反応性指標の作成
Project/Area Number |
18K17518
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
水嶋 好美 (青木) 浜松医科大学, 医学部, 助教 (70781376)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 臨床対人反応性指標 / 共感 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,看護師の共感を評価する臨床対人反応性指標(原案)の統計学的に検証することであった. 対象者は,全国の精神科病院,救急救命センター,緩和ケア病棟に所属する看護師とした.調査を依頼する対象施設は,層化抽出法によって抽出した.調査は,オンラインでの無記名自記式質問紙を実施した.質問紙の内容は,対象者の背景,臨床対人反応性指標(原案),対人反応性指標であった. 研究への協力を依頼した216施設のうち,49施設から協力が得られた.協力が得られた施設で働く看護師1323名に依頼文書を配布し,57名から回答があった.対象者の平均年齢は43.5歳(標準偏差11.7)であった.探索的因子分析の結果,臨床対人反応性指標(原案)の27項目のうち4項目が除外され,4因子構造となった.対象者が少なく、信頼性と妥当性の評価を行うには不十分な結果となった.この結果について、国際学会および国内学会にて発表した. 臨床対人反応性指標(原案)は,対象者を増やし,統計学的検証をする必要があると考えられた.したがって,看護師の共感を評価する臨床対人反応性指標の信頼性と妥当性を確認するため,個別郵送法にて質問紙を実施した.全国の看護師約800名から協力が得られ,現在,結果を分析中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究者の産休育休により、順調に進展しているが分析が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
結果を整理し、成果を論文および学会で報告する。
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Causes of Carryover |
再開後結果を分析し、結果を論文として発表するための英文校正の費用に使用する.
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Research Products
(3 results)