2020 Fiscal Year Research-status Report
妊娠糖尿病発症および周産期合併症に関連する生活因子調査
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18K17557
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
佐藤 洋子 九州大学, 医学研究院, 助教 (90778812)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 妊娠糖尿病発症の生活因子 |
Outline of Annual Research Achievements |
妊娠糖尿病は器質的因子と生活因子の両者の影響により発症し、様々な周産期合併症を引き起こす。しかしながら、妊娠糖尿病を発症した妊婦に対し、食事や運動といった生活因子の自己管理を支援することで、周産期合併症が減少することが知られている。妊娠糖尿病妊婦により効果的な生活支援を行うためには、個々人の生活を起点に考える必要がある。 本研究は、妊娠糖尿病発症妊婦と非発症妊婦の妊娠中の生活因子を比較し、妊娠糖尿病発症および妊娠糖尿病の周産期合併症に関連する生活因子の抽出を行うことを目的としている。質問紙調査を実施し、生活因子(食行動、栄養摂取内容、睡眠状況、妊娠中の体重変化、身体活動量、就業状況、等)と妊娠糖尿病の発症状況、周産期合併症出現状況を調査している。 2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一時質問紙調査を中止したが、調査施設と調整を行い、11月よりWeb調査に変更し調査を再開した。現在リクルートを続行しており、2021年度は1施設調査施設の拡大を計画している。2021年11月頃までに予定対象数を収集する計画であり、その後、分析を行い、論文作成を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う調査施設の減少および調査期間の変更を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年11月頃までに必要サンプル数を収集し、その後、分析および論文作成を行う予定である。
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Causes of Carryover |
2020年度は3月~11月まで質問紙調査を中断したため。2021年度は2020年度使用予定であった人件費・謝金を計画通り支出する。
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