2021 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
18KK0010
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
中里見 敬 九州大学, 言語文化研究院, 教授 (30250963)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
顧 偉良 弘前学院大学, 文学部, 教授 (50234654)
齊藤 大紀 富山大学, 学術研究部人文科学系, 教授 (70361938)
中野 知洋 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (70372638)
杉村 安幾子 日本女子大学, 文学部, 教授 (50334793)
中野 徹 近畿大学, 文芸学部, 准教授 (20610512)
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Project Period (FY) |
2018-10-09 – 2024-03-31
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Keywords | 周作人 / 書簡 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度および一昨年度に3回予定していた北京での書簡データの採取は、新型コロナウィルスによる出入国制限のために、すべて中止となった。そのため、本研究課題の中心である周作人宛日本語書簡の整理、および目録作成に向けたデータの採録は、完全に停滞している状況である。 他方、本研究メンバーは各自の研究テーマをそれぞれ推進している。その成果は、最終的に本研究課題と関連して、周作人宛書簡の歴史的・文化的意義の解明に寄与するものである。 目録作成に向けた作業が大幅に遅滞している現状においては、コロナ収束後の訪問調査に支障のないように、日本国内で可能な関連文献調査を行い、調査再開に備えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルスによる出入国制限のため、北京を訪問して、周作人宛書簡のデータ採録を行うことができないため。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ収束後の訪問調査に支障のないように、日本国内で可能な関連文献調査を行い、調査再開に備える。また、作業再開時には、データ採録の方針を見直し、詳細データではなく、簡略データの採取により、限られた期間内で可能な限り日本語書簡の全貌を明らかにできるよう努める。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス蔓延による出入国制限により、北京での調査のための海外出張のために計上していた旅費を執行することができずに、次年度使用額として繰り越した。コロナ収束後、すみやかに調査を再開する予定である。そのための海外旅費として使用するほか、国内での資料調査、文献収集のための図書費、これまでに蓄積した書簡データ保管のためのパソコンおよび周辺機器等に使用する計画である。
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Research Products
(10 results)