2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19024039
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
堀之内 武 Kyoto University, 生存圏研究所, 助教 (50314266)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 知恵美 お茶の水女子大学, 人間文化創成科学研究科, 講師 (20362832)
塩谷 雅人 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50192604)
石渡 正樹 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (90271692)
小高 正嗣 北海道大学, 理学研究院, 助教 (60344462)
西澤 誠也 京都大学, 理学研究科, 研究員 (40447892)
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Keywords | 情報システム / 地球観測 / データベース / 科学データ / Web / オーバレイネットワーク / 地球科学 / メタデータ |
Research Abstract |
本研究では、地球科学・環境の数値データのネットワーク利用を促進し、この分野での情報爆発問題の解決に資するための基盤開発を行う。このために必要な手法の提案と開発を行い、18年度に開発したサーバ・アプリケーション一体型基盤ソフトウェアシステムGfdnavi上に統合的に実装する。以下に本年度の主な成果を記す。 データ解析で得られた可視化結果等をもとに、科学的な知見を文書化しアーカイブする機能を作成した。これにより数値データと知見文書の双方向的な検索や、解析の追試等が行えるようになった。ここでの提案方式を使うことで、数値データに対して科学的な内容のアノテーションが自動的に収集されることを示した。 「科学データのWeb」創出に向け、不特定多数のGfdnaviサーバを相互に結ぶピア・ツー・ピアのオーバレイネットワークを構築し、横断的に検索できるようにするための手法を研究・提案した。また、検索された複数サーバ上にまたがる横断的なデータ利用を実現するためのWebサービスの実装を行った。一方で、個々のサーバでもOPeNDAPという遠隔データサービスで提供されているデータを利用できるようにした。 Gfndaviの利用者はWebブラウザで遠隔データに対話的にアクセスすることになるが、その場合に効率的な3次元可視化手法は知られていなかった。そこで、本研究では、ライブストリーミングを用いつつ対話的に操作する手法を提案した。今後、Gfdnaviに実装する予定である。
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Research Products
(18 results)
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[Presentation] Development of Gfdnavi: A Tool to Archive, Share, Distribute, Analyze, and Visualize Geophysical Fluid Data and Knowledge2007
Author(s)
Horinouchi, T., S. Nishizawa, C. Watanabe, M. Shiotani, Y.-Y. Hayashi, Y. Morikawa, T. Koshiro, M. Ishiwatari
Organizer
4th Ainnual Assembly of Asia Oceania Geosciences Society
Place of Presentation
Bangkok, Thailand
Year and Date
2007-07-31
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