2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Quest for the unified picture of the explosion mechanism of supernovae and the central engine of gamma-ray bursts
Project/Area Number |
19104006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Particle/Nuclear/Cosmic ray/Astro physics
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Research Institution | The University of Tokyo (2007-2008, 2010-2011) Meisei University (2009) |
Principal Investigator |
SATO Katsuhiko The University of Tokyo, 理工学部, 客員教授 (00111914)
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Project Period (FY) |
2007 – 2011
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Keywords | 超新星 / ガンマ線バースト / 重力崩壊 / 重力波 / ニュートリノ |
Research Abstract |
大質量星が進化の最後におこす重力崩壊型超新星がどのような仕組みで爆発にいたるのかは、宇宙物理学の長年の謎である。一方、ガンマ線バーストも大質量星の進化の最終形態の一つであることが明らかになり、通常の超新星とガンマ線バーストや極超新星を分ける仕組みがどうなっているのか、またその際に鍵をにぎる物理量は何か、大質量星の終焉に他の形態はないのか、といった問に答えることが重要となってきた。 本研究課題では、単に超新星爆発のメカニズムやガンマ線バーストの中心天体の解明にとどまらず、大質量星がその進化の最後に到達する様々な最終形態の系統的な研究を行うことが重要であると考え、大質量星の進化、重力崩壊のダイナミクスとコンパクト天体の形成、ジェットの生成と伝播、元素の合成や高エネルギー粒子の生成などに注目し、その全体像を統一的に明らかにすることを目的としている。
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Research Products
(10 results)