Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
王 柳蘭 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 助教 (50378824)
原 正一郎 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (50218616)
梅川 通久 京都大学, 地域研究統合情報センター, 研究員 (80372548)
水野 啓 京都大学, 地球環境学堂, 助教 (10260613)
竹川 大介 北九州市立大学, 文学部, 教授 (10285455)
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Research Abstract |
1.仮想地球空間の構築:地球の3D表示によるデータの提示方法を検討した結果,様々なツールが開発されつつあるグーグルアースをビュアとして用いることが決定され,KML言語,ArcView-Google Earth変換ツールを用いて,フレームを作成する作業が開始された.2.結合型データシステムの開発:どのようなコンテンツを作成するかについて検討した結果,初年度として,高谷好一,山田勇本学名誉教授の地域研究情報,東南アジアにおける華人の移動とネットワークおよび漁具データベースの作成を開始した.フレームはこれまでに開発した,京大式地点情報入力/閲覧ツールを用いる. 3.『仮想地球』研究会:研究分担者と本学大学院生有志が『仮想地球』研究会を組織し,4回の研究会がもたれた.講師は中沢新一(多摩美術大学),蛭川立(明治大学),森洋久(大阪市立大学),上田洋平(滋賀県立大学),田中基(多摩美術大学)で,講演内容はHP掲載およびデータベース化の作業中である.中沢新一氏が計画している世界の神話アーカイブ構想と本プロジェクトは共同してコンテンツを開発することが決定された.4.ArcView京都大学全学ライセンス契約およびサーバの購入:地理情報データネットワークを造る目的で,汎用地理情報システムであるArcView, ArcInfoの全学ライセンス契約を行ない,購入した3台のサーバに移植した(1台はHPおよびデータサーバ)5.海外渡航:ジンバブウェ(荒木),コモロ(水野),タイ(王),カメルーン(大学院生大石),シリア(研究員新井)がコンテンツ作成のための資料収集を行なった. 6.展望:初年度に確立された軌道に乗って作業を継続し,10月には中間報告書を作成して最終年度前年度の申請に備える.
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