2009 Fiscal Year Annual Research Report
生活保障システムの比較ジェンダー分析-調整された市場経済における社会的排除の諸相
Project/Area Number |
19201055
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
大沢 真理 The University of Tokyo, 社会科学研究所, 教授 (50143524)
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Keywords | ジェンダー / 社会政策 / 生活保障システム |
Research Abstract |
社会的経済の規模と生活保障機能について、2009年9月6日-17日にグラスゴー、ロンドン、シチリアにてインタビュー調査を実施。社会的経済の規模と生活保障機能についてはタスクフォースの研究会を毎月開催。調査研究の成果を2010年度中に出版する計画。 9月19日にハンザ先端研究所にて、ブレーメン大学社会政策研究センターと共催で国際研究集会"Gender Dynamics in Education, Labor Markets and Social Policy-Regulation and Outcomes in Comparative Perspective"を開催。研究代表者、および研究協力者のゴットシャル、シャイア、白波瀬、金英が、報告と討論。続いてブレーメン大学にて集中研究会。 11月14日パリにおけるEHESS Paris日仏財団・パリ日本文化会館共催の国際シンポジウム「危機を考える」にて研究代表者が招待報告"Reducing Inequality and Poverty, Japan's Responsibility to the Global Community"。11月21日にベルリンにおけるVSJF大会にて、研究代表者が招待報告"Challenges to the Livelihood Security System in Japan from a Gender Perspective"。 2010年3月6日にソウル大学においてソウル大学日本研究所と共催で、国際シンポジウム「日韓社会における貧困、不平等、社会政策:ジェンダーの観点からの比較」を開催し、研究代表者、および研究協力者のシャイア、白波瀬、金英、相馬が報告と討論。100名以上の参加者を得て本研究の意義が周知された。集中研究会を行い、研究成果の公刊計画を決定。
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Research Products
(7 results)