2009 Fiscal Year Annual Research Report
大都市部における若年者の教育・職業の移行とキャリア形成に関するコーホート研究
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19203034
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| Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
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Principal Investigator |
乾 彰夫 Tokyo Metropolitan University, 人文科学研究科, 教授 (90168419)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 高康 大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 准教授 (30291321)
藤田 武志 上越教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (70324019)
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| Keywords | 生涯学習 / 社会教育 / 教育政策 / 青年期 / 移行過程 |
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| Research Abstract |
本研究は、大規模な社会変動を背景に、若者の学校から仕事への移行過程の現状と課題を明らかにすべく、2007年4月1日現在満20歳の若者を全国から抽出し、それぞれの移行状況やそこでの意識、直面している問題などについて、質問紙法によるパネル調査として実施しているものである。本年はその第3年度にあたる。
具体的に本年行なったのは、以下の二点である。
1.2年目調査結果の分析ならびに公表
2008年に実施した「若者の教育とキャリア形成に関する調査(第2回)」の集計ならびに分析を行ない、分析結果は2009年8月末に東京大学にて開催された日本教育学会第68回大会において中間報告会(一般公開)として発表した。また、調査結果の概要については、ニューズレター第2号を刊行して、調査対象者・報道関係者などに送付するとともに、HPに公開した。さらに詳細な分析結果については、『「若者の教育とキャリア形成に関する調査」2008年第二回調査結果報告書』として2010年3月に刊行した。なお同報告書は間もなくHP(http://www.comp.tmu.ac.jp/ycsj2007/index.html)においても公開する予定である。
2.3年目調査の実施
2年目調査対象者1324名を対象に、3年目調査を実施した。回収率は80パーセントを超えるなど、若年層を対象とした調査としては高い結果となった。なお、それまでの調査から引き続き、若年層の就労・就学状況とそれと関わる意識、社会への意識と自己認識、家庭階層、社会的ネットワークなど、若年層の実態を把握すべく幅広い視点からの質問構成となっている。調査結果については、2010年度に分析を行なうとともに、同年8月に広島大学で開催される日本教育学会大会にて公開で中間報告会を行なう予定である。
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