2007 Fiscal Year Annual Research Report
スペース赤外線コロナグラフの開発:系外惑星の直接観測を目指して
Project/Area Number |
19204021
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Research Institution | Japan Aerospace Exploration Agency |
Principal Investigator |
中川 貴雄 Japan Aerospace Exploration Agency, 宇宙科学研究本部, 教授 (20202210)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩谷 圭吾 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部, 助教 (40392815)
GUYON Olivier 国立天文台, ハワイ観測所, 研究員 (90399288)
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Keywords | 系外惑星 / コロナグラフ / 赤外線 / 波面補償 / SPICA |
Research Abstract |
1.デフォーマブルミラーシステムの立ち上げコロナグラフ実現のためには、波面を様々な空間周波数にわたって補償することが最重要課題となる。そのために、多くの空間周波数領域で波面補償を可能とするために、多素子のデフォーマブルミラーを導入した。本研究では、特に多素子化が可能なデフォーマブルミラーとして、MEMS技術を用いたデフォーマプルミラーを導入した。デフォーマブルミラーの駆動装置については、高い精度で駆動可能な装置を用意する。これにより、まずデフォーマプルミラーの駆動実験を行う。具体的には、駆動装置からの入力信号にたいしてどのような変形(大きさ、面形状、安定性)が生じるかを、可視干渉計を用いて評価した。 2.光学テスト・ベンチの整備高い精度のコロナグラフ試験のためには、高い精度の試験を可能とする光学テスト・ベンチが必要である。本研究においては、すでに保有している光学テスト・ベンチに改良を加え、高精度化を行った。
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Research Products
(14 results)
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[Presentation] SPICAコロナグラフ2008
Author(s)
塩谷 圭吾, 櫨加 奈恵, 中川 貴雄, 片ざ 宏一, 田中 深一郎, Abe Lyu, 田村 元秀, 西川 淳, 村上 直志, 伊藤 洋一, 藤田 健太, Olivier Guyon
Organizer
第8回宇宙科学シンポジウム
Place of Presentation
JAXA宇宙科学研究本部
Year and Date
2008-01-09
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