2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19252003
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
菱田 雅晴 Hosei University, 法学部, 教授 (00199001)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
毛里 和子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (40200323)
唐 亮 法政大学, 法学部, 教授 (10257743)
高原 明生 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (80240993)
加藤 弘之 神戸大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (70152741)
加茂 具樹 慶應義塾大学, 総合政策学部, 准教授 (30365499)
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Keywords | 現代中国 / 中国共産党 / 政党 / エリート / ガバナンス / 党建 / イデオロギー / 中南海 |
Research Abstract |
計画第2年度にあたる本年度においては、初年度から発足させた月例研究会「中南海研究会」(本研究計画分担者、連携研究者および海外研究協力者等を主要メンバー)を継続・発展させ、本研究活動の中核とした。 具体的には、初年度以来準備を進めて来たアンケート調査を本年度研究活動の重点に据えた。本研究計画では、(1)非党員大衆層、(2)地方党員層、(3)予備勢力層および(4)党エリート層を対象に、党員の意識と行動および中国社会裡の党/党員イメージを、中国側研究カウンターパートの協力の下、アンケート手法による調査を企図しているが、本年度は、北京大学行政管理学院(代表者;白智立・同学院副院長)との間で共同研究実施に係る委託契約協議書を締結し、2008年秋以来、北京大学(同学院MBAコース含む)における2,000サンプル余の調査に着手した。また、民間組織内部における政治意識調査のため、調査委託先として、学術研究調査に優れた能力を有する北京東珍納蘭文化伝播有限公司を選定し、同公司・代表李丹氏との間で委託契約協議書を締結、北京市および上海市、天津市、広州市、西安市等、計1,000サンプル調査に着手した。このほか、中南海研究会メンバーを対中派遣し、中央党校および浙江省紹興市党校、四川党校および上海交通大学等と共同研究実施に関する協議を進めた。特に、紹興市党校関係者を09年2月に本邦に招聘し、共同研究に関する折衝を行ったほか、地方基層政治における党建設ガバナンスをテーマとしたワークショップを開催、研究交流を進めた。
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Research Products
(45 results)