2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19300029
|
Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
任 福継 The University of Tokushima, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (20264947)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
矢野 米雄 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (40035663)
黒岩 眞吾 千葉大学, 大学院・融合科学研究科, 教授 (20333510)
獅々堀 正幹 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授 (50274262)
柘植 覚 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 講師 (00325250)
|
Keywords | ユビキタス学習環境 / 自然言語処理 / 機会翻訳 / 感情認識 / 感情状態 / 慣用表現 / スーパー関数 / コンテンツ |
Research Abstract |
1.本研究の核となる「多言語・多機能・多メディアサーバ」のハードウエアおよびソフトウェア環境の設計を行った。 2.人間の指導者が行う教育と同等の環境を学習者に提供するため、u-学習の端末を通じて、指導者が学習者の手助けをできる環境を構築し、学習者と指導者の学習の様子を記録しデータベース化(一部)を行った。 3.スーパー関数を用いた、機械翻訳技術のうち、慣用表現にかかわる翻訳技術を用い、日本語、英語、中国語間の語学学習環境を構築した。 4.現在の学習コンテンツには、人手によるタグ付けがなされているが、それらは、スライド資料との同期やテキストとの関連を示すものに留まっている。そのため、u-学習環境において、学習者が日常生活のなかで疑問に感じたことを、その場で調べ回答を得るということはできない。しかし、疑問に感じたことをタイムリーに学ぶことは学習者にとって最も効果的な学習法であり、u-学習環境の目指すところは正にそこにある。この問題を解決するため、スーパー関数を用いた要約技術を利用し、学習者用コンテンツの構造化を行うとともに、それらを利用したQ&Aシステムの核心アルゴリズムを開発した。 5.人の感情状態をモデル化するとともに、テキスト入力、音声入力、顔表情から学習者の感情状態を推定する研究を行っているが、本年度では、上記入力以外に、感性スペクトル装置を利用し脳波を同時に測定することで、脳波をリファレンス信号とする推定モデルの検討を行った。 6.言葉使いに基づく感情認知手法を開発し、実証実験を行った。
|
Research Products
(45 results)