2007 Fiscal Year Annual Research Report
ユニバーサル3次元オーダーメイドファッションシステムの開発
Project/Area Number |
19300240
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
増田 智恵 Mie University, 教育学部, 教授 (60132437)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡部 秀彦 独立行政法人産業技術総合研究所, 計測フロンティア研究部門, 主任研究員 (90356692)
乾 滋 信州大学, 繊維学部, 准教授 (10356496)
團野 哲也 高知女子大学, 生活科学部, 准教授 (80275437)
川口 順子 高知女子大学, 生活科学部, 講師 (70347657)
村上 かおり 京都ノートルダム女子大学, 生活福祉文化学部, 准教授 (80229955)
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Keywords | 3次元人体形状 / 立体裁断 / 衣服パターン / 着装シミュレーション / 衣服選択・管理情報 / オーダーシステム / 3次元人台ボディ / 仮想試着 |
Research Abstract |
ICTの利用と活用によるユビキタスネット社会を目指して,個性化に対応した生産ロスの少ないオーダー的3次元衣服設計における販売、購入システムをFFB(ファッション、ファクトリー、ブティック)として提案してきた。本年度は,"ユニバーサル、コミュニケーション"技術として,オーダー的3次元衣服設計のための基本情報収集とシステム開発のための試みを行った。 1)3次元人体形状の把握:成人男子60名の3次元人体計測と衣服感のアンケートを実施,分析した。 2)3次元衣服設計用人台ボディ自動形成と立体裁断用衣服面の生成:3次元人体計測人体の多数の水平、縦方向断面を包む凸面形成面を用いて,立体裁断用3次元人台ボディ自動形成を行った。その上に密着衣服(ワンピーススタイル)構成用のブロック面を設定,その構成寸法とブロック内の縦、横方向の最大寸法抽出を可能にして,3次元上での衣服構成面を仮想的に設定可能とした。とくに,スカート部分は3次元空間上で構成され,仮想立体裁断衣服面が構成された。 3)3次元密着衣服構成寸法を用いて,ワンピース平面展開パターンの自動作成,3次元人体モデルで試着して,個々の体形への適合性を視覚的に確認可能とした。 4)個人体形に対応したスカートデザイン展開として,フレアースカートの自動作成と仮想試着を試みて,来年度のデザインイメージ評価への展開を検討した。 5)高齢者衣服設計のための情報として,動作時体形を把握し衣服感についての調査を行い,着心地と衣服管理、選択情報を構築した。 6)3次元着装シミュレーション用衣服素材の予測:約20種類のデザインに対する材料選択および物理的材料特性を計測し,着装シミュレーション用に組み込見可能な項目を検討している。
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Research Products
(4 results)