2008 Fiscal Year Annual Research Report
原爆への科学技術的認識を育てるVR教材の開発と遠隔授業実践
Project/Area Number |
19300265
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
藤木 卓 Nagasaki University, 教育学部, 教授 (00218992)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 裕介 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (20314891)
寺嶋 浩介 長崎大学, 教育学部, 准教授 (30367932)
竹田 仰 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 教授 (30155014)
相原 玲二 広島大学, 情報メディア基盤センター, 教授 (50184023)
近堂 徹 広島大学, 情報メディア基盤センター, 助教 (90437575)
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Keywords | 原爆 / 科学技術的認識 / VR / 教材開発 / 遠隔授業 / バーチャル浦上 / クロマキー |
Research Abstract |
本研究は,原爆に関するバーチャルリアリティ(以下,VR)教材「バーチャル浦上」を開発して遠隔授業を実践し,原爆の悲惨さと原爆への科学技術的認識を育て深めることを目的としている。そのために,平成20年度は以下の研究を行った。 原爆VR教材の開発:設計指針にしたがった教材の開発について,爆心地を中心に半径1km程度の範囲の仮想空間CGの構築と,その空間内に埋め込む科学技術的学習情報の収集を継続した。 遠隔地伝送ツールの開発:ハイビジョン品質映像による遠隔対話用ツールと,遠隔授業に用いるVR教材伝送用ツールの構想具体化及び開発を継続した。遠隔対話用ツールは左右映像の同期が問題となるが,まずはネットワーク上の負荷が小さい状態での伝送実験を行った。 学校用スクリーンシステムの開発:普通教室で使用可能なVR映像提示のための学校用スクリーンシステムの開発を継続した。 遠隔授業実践のための映像編集実験の実施:対話用の遠隔地伝送ツールでの伝送時に,字幕や他のPC画像等を効果的にかつリアルタイムで取り込むための映像編集実験を継続した。 これにより,CGによるVR映像に実写映像をクロマキ合成することが可能となり,効果的な情報提示が可能となる。
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Research Products
(8 results)