2007 Fiscal Year Annual Research Report
アジアの英語教科書コーパスの構築と相互比較:社会・文化的コンテクストと関連させて
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19320089
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| Research Institution | Ritsumeikan University |
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Principal Investigator |
中村 純作 Ritsumeikan University, 言語教育情報研究科, 教授 (20035695)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀田 秀吾 立命館大学, 法学部, 准教授 (70330008)
朝尾 幸次郎 立命館大学, 文学部, 教授 (40102462)
梅咲 敦子 立命館大学, 政策科学部, 教授 (20269963)
野澤 和典 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (00164690)
東 照二 立命館大学, 言語教育情報研究科, 教授 (50368023)
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| Keywords | 英語教育学 / コーパス / 言語学 / 検定教科書 / アジアの英語教育 / 英語 / 社会言語学 / 文化 |
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| Research Abstract |
本年度の目標は、(1)「アジア諸国の中等教育で用いられている英語教科書コーパスの構築」(資料収集、および資料の電子化)、(2).「英語教科書視覚資料のデータベース化」(視覚資料の取り込み、および視覚資料のタグ情報付加の方法の研究)、(3)「定例研究会、シンポジウムの開催」であった。
(1)に関しては、台湾、中国、韓国、タイの中等教育で用いられている教科書を収集し、PDF化を終えた。日本の高校検定教科書に関しては、収集した教科書のテキスト・データの取り込みは終了した。(2)に関しては、入手した教科書の画像はすべてPDF化してあるため、来年度はその編集作業に移る。タグ情報に関しては、一部、文化・社会的要素の抽出を行い、その成果を研究会やシンポジウム等で報告した。また本研究にかかわるデータベース用サーバを設置し、データの共有、情報の交換のための準備を行った。(3)に関しては、コーパス、英語教育、社会言語学に関する基礎研究を目的として、外部の研究者、教育現場の教師等にも参加を呼びながら6回の公開定例研究会を開催したほか、12月には「R」を利用した多変量解析に関する公開統計ワークショップ、3月にはコーパス研究や英語研究と知的財産に関する公開シンポジウムを行い、知見の交換、およびこれまでの研究成果の公開に努めた。
当初の予定より作業が遅れた部分は多少あるものの、概ね年度当初の目標は達成できたといえるだろう。次年度予定されている研究に向けての準備は整っていると言える。
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Research Products
(30 results)
