Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣渡 清吾 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (60025153)
三成 賢次 大阪大学, 法学研究科, 教授 (90181932)
浜井 浩一 龍谷大学, 法務研究科, 教授 (60373106)
三阪 佳弘 大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (30219612)
小谷 眞男 お茶の水女子大学, 生活科学部, 准教授 (30234777)
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Research Abstract |
1.本研究は,法社会学,法史学,犯罪学専攻の研究者の学際的,総合的な共同研究を通じて,19世紀以降現代に至るヨーロッパ各国(具体的には,フランス,ドイツ,イギリス〔イングランドおよびウェールズ〕,スウェーデン,デンマーク,オランダ,ベルギー,イタリアの8力国)の司法統計を系統的,包括的に収集,整理,分析することを目的とする。 2.3年間の研究の第1年度である2007年度は,本研究の最も基礎的作業であるヨーロッパ各国の司法統計の書誌情報の収集,整理を中心に研究を進め,以下の作業を行った。(1)各国ごとの司法統計リストの作制とその逐次改訂:先行研究,書誌情報,各種データベースを最大限活用し,対象国の司法統計についての可能な限り包括的なリストを作成した。(2)国内調査による収集,整理:上記のリストに基づき,各研究メンバーがこれまで収集してきた統計資料の欠落部分を確認し,国内の図書館,研究機関等に所蔵しているものについては補充する作業を行った。(3)さらに,一部の国については,外国調査も開始した。以上の作業によって,ヨーロッパ諸国の司法統計の基本的な書誌情報の収集,整理はほぼ完了し,第2年度以降の研究のための確かな足がかりが得られた。 3.以上の作業と平行して,最高裁判所司法統計関係部局等関係機関のインタヴュー調査および関連分野研究者を招いての研究会を重ね,関連情報を幅広く収集した。 4研究成果は次年度以降に順次発表の予定である。
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