2008 Fiscal Year Annual Research Report
ミクロネシアにおける日本統治の終焉および戦時からの「復興」
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19330034
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| Research Institution | Hosei University |
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Principal Investigator |
今泉 裕美子 Hosei University, 国際文化学部, 教授 (30266275)
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| Keywords | ミクロネシア / 植民地 / 移民 / 信託統治 / 復興 / 南洋群島 / 委任統治 / 引揚げ |
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| Research Abstract |
1、国内外の史・資料調査…外務省外交史料館、国立公文書館、防衛庁戦史室図書館で関連史料の調査、電子化複写をした。個人所有の写真や記録を拝借し複写した。個人所蔵史料のスキャニング、プリントアウトが予想以上に多く、年度予算配分を変更してアルバイトによって実施した。北マリアナ諸島調査では、地元の研究者、アーキビストと研究交流をした。また米国国立公文書館調査を2009年3月に予定したが、マーシャル諸島共和国調査について現地との調整に時間がかかり、3月の米国調査に代えて実施した。マーシャル諸島共和国では歴史保存課のスタッフと情報交換、史料提供をし引き続き協力を依頼された。マーシャル諸島共和国では旧ヤルート支庁所在地のヤルート島の調査を実施する予定であったが機材の故障で飛行機が飛ばず、2009年度に延期した。また、沖縄県立美術博物館の「芸術家たちの南洋群島展」の企画に協力を求められ、南洋群島の記録映画の選抜、沖縄県うるま市榮野比で継承されている「島民ダンス」について映像記録をした。
2、国内外での聴き取り調査…沖縄の南洋群島引揚者団体「南洋群島帰還者会」が組織する「南洋群島慰霊墓参」に沖縄から同行取材し、関係者や北マリアナ諸島の住民から取材した。テニアン島では韓国系の在住者、マーシャル諸島共和国ではヨーロッパ系、沖縄系の在住者から聞き取りをした。沖縄ではサイパン会、テニアン会、ポナペ会、パラオ会、サイパン高等女学校同窓会、その他個人から取材をした。沖縄以外の国内では、南洋群島に進出していた企業関係者の組織「南興会」、サイパン高等女学校同窓会(本土)、その他個人から取材をした。
3、研究の公表…日本国際政治学会で研究報告をし、また日本植民地研究会、日本移民学会、沖縄大学地域研究所の研究者と情報交換、研究交流を実施した。
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Research Products
(1 results)
