2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19330036
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Research Institution | Komazawa University |
Principal Investigator |
三船 恵美 Komazawa University, 法学部, 准教授 (40312110)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
天児 慧 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (70150555)
堀本 竹功 尚美学園大学, 総合政策学部, 教授 (40364872)
小笠原 欣幸 東京外国語大学, 大学院・地域文化研究科, 准教授 (20233398)
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Keywords | 中国 / 周辺 / 多国間戦略 / 台湾 / インド / 東アジア / 南アジア / 中央アジア |
Research Abstract |
本研究の目的は、東アジアから南アジア・中央アジア・西アジアにかけての帯状の地域を「中国の周辺」として位置づけ、中国と「周辺地域」との関係構造と戦略を体系的に分析すること、および、各地域戦略を比較研究することである。 本年度の海外ワークショップは、2008年2月10〜13日に上海で行った。上海社会科学院亜太研究所における討論会、復旦大学の郭定平教授らとの研究懇談会、上海国際問題研究所の前所長で上海国際関係学会会長の兪新天氏らとの研究懇談会を行い、議論を闘わせた。研究会メンバーである天児慧早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授(東アジア)、堀本武功尚美学園大学総合政策学部教授(南アジア)、小笠原欣幸東京外国語大学地域文化研究科准教授(台湾)、三船恵美駒澤大学准教授(中央アジア)に加え、倉田秀也杏林大学教授(朝鮮半島)にも研究協力者として参加して頂き、東アジア、日中、中台、中韓朝、中印、中国・中央アジアの枠組みから、両国の研究者による意見交換と討論を行った。国内での国際ワークショップでは、インドのJawaharlal Nehru UniversityのCentre for East Asian Studies,School of International StudiesからDr Srikanth Kondapalliと中華人民共和国の社会科学院世界経済与政治研究所の王逸舟教授を招聘して、研究報告・討論を行った。国内研究会では、本研究メンバーの4名の研究報告・討論会に加え、倉田秀也杏林大学教授(対朝鮮半島、六者協議)と東海大学の野口和彦先生(対ASEAN)を招聘して、研究報告・討論を行った。 以上の研究報告、討論、意見交換によって、各自の研究を体系的に拡げることに成功できた。
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Research Products
(7 results)