2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19330037
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Research Institution | Daito Bunka University |
Principal Investigator |
黒柳 米司 Daito Bunka University, 法学部, 教授 (00186553)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅野 亮 同志社大学, 法学部, 教授 (10212490)
稲田 十一 専修大学, 経済学部, 教授 (50223219)
小笠原 高雪 山梨学院大学, 法学部, 教授 (50247467)
金子 芳樹 獨協大学, 外国語学部, 教授 (40233895)
菊池 努 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (50241146)
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Keywords | ASEAN / 東アジア共同体 / 民主化移行 |
Research Abstract |
3年プロジェクトの2年度目に当たる本年度には、最終報告書のとりまとめを視野に入れつつ研究分担者が各自の担当分野に関する知見の深化・拡大を目指して調査研究を進める一方、研究グループ全体としては、おおむね隔月ペースで研究会を開催し(4月:山田「アチェ平和構築の進展状況」、6月:稲田「東ティモール開発の課題と展望」、7月:金子「岐路に立ったマレーシア政治」、9月:「反テロ対策における地域協力」、12月:佐藤「非伝統的安全保障問題とASEAN=中国関係」、1月:浅野「中国の多国間外交」、2月:玉木「東ティモールとカンボジアの政治的リーダーシップ」)、ASEAN地域をめぐる問題意識の相互理解を深めることに努めた。 対外的には、3月22日〜27日に4名が東ティモールを訪問し、「東ティモール・フォーラム」メンバーとの間で「ASEAN体験と東ティモール」と題するシンポジウムを開催し、研究グループのASEAN認識を報告し(黒柳「アジア地域主義の推進源としてのASEAN」、佐藤「ASEAN会議外交の特徴と役割」、山田「ASEAN地域における紛争と平和構築」、吉野「ASEAN経済協力:機会と課題」)、現地体験に関する意見交換を行った。同グループはさらに、現地人NGOメンバーからの意見交換、東ティモール要人(ラ・サマ国会議長、ダ・コスタ外務大臣、ドス・サントス東ティモール大学副学長ら)とのインタビューを行い、東ティモールのASEAN加盟に対する期待と不安、人的資源開発、石油資源問題、言語問題等)についての知見を深めた。
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Research Products
(23 results)