技術科教員養成での学習成果を定量評価する「能力認定試験制度」の導入とその検証

2007 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 19330200
• Research Institution: Shizuoka University
• Principal Investigator: 今山 延洋 Shizuoka University, 教育学部, 教授 (30022213)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 山下 晃功 島根大学, 教育学部, 教授 (40032594) ; 橋本 孝之 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (30026273) ; 糸山 景大 長崎大学, 教育学部, 教授 (60044442) ; 長谷川 雅康 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (00253857) ; 永田 萬享 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (70155935)
• Keywords: 技術科教育 / 教員養成 / 修得基準 / 教員指導能力認定試験 / 大学生の学習成果競技大会 / 教員免許

Research Abstract

1.「能力認定試験制度」(技術科指導能力評価、認定システム)の開発と検証「技術科教員養成における修得基準に基づく指導能力評価、認定システム」を開発するために,「能力認定試験実施委員会事務局」,「指導能力評価、認定委員会」,「学習成果競技大会委員会事務局」の3つの組織を設立した。
2.「第1回技術科教員指導能力認定試験」の1次試験の内容を7つの問題作成委員会(木材加工,金属加工,機械,電気,生物育成,情報,技術科教育)において作成した。
3.「第1回技術科教員指導能力認定試験」の2次試験の内容を2次試験問題作成委員会において作成した。
4.修得基準との整合性や妥当性,さらには公平性も保証された認定方法に従って,学生、院生を対象とした「第1回技術科教員指導能力認定試験」を実施するための準備を進めた。具体的には,平成20年5月から6月の間において,全国7地区で1次試験を実施し,平成20年8月に2次試験(模擬授業のビデオによる審査)を実施する段取りが出来上がり,「第1回技術科教員指導能力認定試験」を宣伝するチラシも出来上がり,全国の教員養成大学、学部等で学生、院生に周知した。