2008 Fiscal Year Final Research Report
Elucidation and reproduction of structural colorations in nature
Project/Area Number |
19340119
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Biophysics/Chemical physics
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
KINOSHITA Shuichi Osaka University, 大学院・生命機能研究科, 教授 (10112004)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
YOSHIOKA Shinya 大阪大学, 大学院・生命機能研究科, 助教 (90324863)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Keywords | 構造色 / フォトニック結晶 / ナノ材料 / 昆虫 |
Research Abstract |
構造色は、自然界の巧みなナノ構造と光との複雑な相互作用の結果生じる発色現象である。これまで、モルフォチョウをはじめとした多くの生物の構造色が調べられてきたが、この現象を物理学的な見地から検討することは稀であった。今回は、電子顕微鏡を用いた構造決定、光学特性の測定、物理モデルの構築、電磁場シミュレーションの方法を行い、光とナノ構造間のフォトニクス相互作用、発色と視覚・認知との関係の一端を明らかにすることができた。
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Research Products
(59 results)
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[Remarks] 吉岡伸也、「生物のナノフォトニクス構造」、第4回非線形テクノサイエンス講演会、2009年3月6日(阪大基礎工)。
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[Remarks] 木下修一、「自然界の構造色の仕組みを探る」、関西ペイント、2009年2月4日(平塚)。
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[Remarks] 木下修一、「自然界の構造色の仕組みを探る」、宇都宮大第10回オプティックス教育セミナー、2008年12月16日(宇都宮大農学共通教育研究棟)。
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[Remarks] 木下修一、「分子世界への旅立ち」、SAP2008(サタデー・アフタヌーン・フィジックス)、2008年11月15日(阪大基礎工シグマホール)。
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[Remarks] 吉岡伸也、「蝶の翅・鳥の羽 : 構造色の物理学と生物学」、知と行動シンポジウム、2008年11月7日(箕面山荘)。
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[Remarks] 木下修一、「自然界の構造色の仕組みを探る」、高知工科大学、2008年10月16日(高知)。
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[Remarks] 木下修一、「自然界の構造色の原理と質感の表現」、フォトニクス先端融合、2008年10月6日(阪大)。
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[Remarks] 木下修一、「モルフォ蝶とナノテクが織りなす美の世界-ナノ構造デバイスへの展開」、NPO IMAGINEセミナー 「世界と共に発展するための中核技術-美と技の創造物、2008年4月17日(大阪科学技術センター)。
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[Remarks] 木下修一、「現代科学が挑むモルフォチョウの謎」、広島国泰寺高校、2007年12月19日(広島国泰寺高校)。
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[Remarks] 木下修一、「光と構造の織りなす色 : チョウやガの構造発色」、生命誌研究館、2007年11月30日(生命誌研究館)。
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[Remarks] 木下修一、「タマムシはなぜ光るのか」、滋賀県立虎姫高校、2007年11月17日(虎姫高校)。
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[Remarks] 木下修一、「ナノ構造がつくる色-構造色とは」、第8回構造色シンポジウム、2007年10月27日(東邦大)。
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[Remarks] 吉岡伸也、「生物の構造色 : 光の干渉+αによる発色の仕組み」、第78回日本動物学会、2007年9月20-22日(弘前大学)。
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[Remarks] 木下修一、「ナノ構造がつくる色」、広島城北高校、2007年7月15日(大阪大学)。
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[Remarks] 木下修一、「昆虫の構造発色の仕組み」、東北大学「昆虫ミメティクスとナノマテリアル」シンポジウム 2007年6月20-21日(東北大学片平キャンパスさくらホール)。
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[Remarks] 木下修一、「構造色の仕組みの解明と構造色の再現」、高分子同友会勉強会、2007年5月10日(大阪薬業年金会館)。
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[Remarks] 吉岡伸也、「美しいチョウやガの輝きと色の仕組み」、日本化学会東海支部 若手研究者フォーラム : ナノワールドを操る、2007年4月20日(名古屋大学東山キャンパス)。