2007 Fiscal Year Annual Research Report
局所脳律動変化にもとづいた言語機能局在同定と言語機能再建
Project/Area Number |
19390378
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
平田 雅之 Osaka University, 医学系研究科, 助教 (30372626)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉峰 俊樹 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (00201046)
依藤 史郎 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (80191675)
加藤 天美 近畿大学, 医学部, 教授 (00233776)
齋藤 洋一 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (20252661)
神谷 之康 株式会社国際電気通信基礎技術研究科, 脳情報研究所, 主任研究員 (50418513)
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Keywords | 機能再建 / 機能局在 / 言語 / 脳律動 / 脳磁図 / ブレイン・コンピュータ・インターフェース |
Research Abstract |
1)非侵襲的脳機能同定法の研究:各モダリティーの比較 (1)経頭蓋磁気刺激(TMS)を用いた言語機能評価現在病院倫理委員会に上記課題について申請中である。 (2)脳磁図(MEG)での言語優位半球評価、言語機能局在評価健常者での標準脳を用いた集団統計解析の結果、これまで実績のある単語黙読課題の他、動詞連想課題を加えることで、後部言語領野の検出力を改善できることが明らかになった。 (3)皮質脳波(ECoG)を用いた脳律動計測ECoGとMEGとで同一課題を用いて結果と比較している。解析ソフトBESAを用いて時間周波数解析、coherence解析を行っている。 (4)硬膜下電極を用いた脳表電気刺激による言語機能局在同定を行っている。MEG、アミタールテストの結果と比較し、成果を論文投稿中。 2)言語機能再建法の研究(1)単語黙読課題とカテゴリー別語想起課題の違いの評価ECoGの時間周波数解析・coherence解析を行い、単語黙読課題とカテゴリー別語想起課題との間で脳律動変化の違いを調べている。 (2)単純な発語内容の弁別ピ、ポ、ギ、ゴなど単純な発語時の皮質脳波を計測し、support vector machineを用いた脳信号複号化により発語内容推定を試みている。言語機能の他、運動機能についても運動内容推定を試みている。運動内容推定については3種の運動内容弁別が80-90%の正答率でリアルタイムに弁別できることが明らかとなった。
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Research Products
(20 results)