2007 Fiscal Year Annual Research Report
インドネシアの津波地震後の心のケアプログラムの作成と適用
Project/Area Number |
19402043
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Research Institution | Hyogo University of Teacher Education |
Principal Investigator |
冨永 良喜 Hyogo University of Teacher Education, 学校教育研究科, 教授 (50164033)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小澤 康司 大正大学, 心理学部, 准教授 (00305939)
村本 邦子 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70343663)
前田 潤 室蘭工業大学, 工学部, 准教授 (90332478)
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Keywords | ツナミ / トラウマ / 心のケア / 災害ストレス / ストレスマネジメント / アチェ / 自然災害 / 心理アセスメント |
Research Abstract |
本研究の目的は、2006年12月に発生したインド洋大ツナミの被災地における心のケアプログラムを現地の教員とともに開発しその効果を検討することであった。 1.海外学術調査:2007年8月30日〜9月3日まで、インドネシア・バンダアチェにて、以下の2つの調査を実施した。 1)教師26名のトラウマカウンセリングセミナーの実施:参加した教師全員が、ツナミによって家族を亡くしていた。家族の遺体が発見されていない参加者へのトラウマカウンセリングを通して、教師自身への心のケアプログラムの開発が試みられた。また、子どもへの心のケアプログラムの開発協議がすすめられた。 2)小学校・中学校・高等学校にて、心のケアに関するトラウマティックストレス授業の実施:小学校2校、中学校1校、高等学校1校にて、災害ストレスへの対処についてのトラウマティックストレス授業を実施した。授業の中で、トラウマのアンケートであるPTSR-EDを実施した。 2.「災害ストレスからの回復と再建」のホームページの作成 1.の海外学術調査結果に基づいて、インドネシア語・英語・日本語にて、「災害ストレスからの回復と再建」というホームページを作成し公開した。トラウマのアンケート(Ptsr-ed)の掲載や実施方法のリーフレットなどを掲載した。
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Research Products
(3 results)