2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Relationships between the human migration and the cultural changes in ancient Andean society
Project/Area Number |
19405016
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 海外学術 |
Research Field |
Anthropology
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Research Institution | National Museum of Nature and Science, Tokyo |
Principal Investigator |
SHINODA Ken-ichi National Museum of Nature and Science, Tokyo, 人類研究部, グループ長 (30131923)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 古代アンデス / DNA分析 / 形質人類学 / 安定同位体分析 / 年代測定 |
Research Abstract |
(目的):アンデスの古代社会には様々な文化が興隆したが、これまで文化の変容とヒト集団の変化について、考古学と人類学の知見を統合して解析した研究はない。なぜならこれまでの人類学研究で主流だった形態学的な解析では、よほど大規模な集団の交替がない限り、限定された地域でのヒトの移動を考察することはできず、文化の変容の問題については、考古学的な知見のみから考察するしか方法がなかったためである。しかし、現在では古人骨試料のDNA分析が可能になったことで、血縁を単位とした系統の追跡も可能となっている。本研究ではプレインカからインカ帝国形成期の人骨試料の形態学的な研究とDNA分析、安定同位体による食性分析などを同一試料に対して行うことによって、DNA研究からの集団の系統関係の解明と、形態学的研究お食性分析による古代社会の復元を目指す。更にこれに考古学的な研究から得られた知見を統合することによって、古代アンデスに成立した様々な文化とそれを担ったヒト集団の関係について考察することを目的とする。 (内容):今回のプロジェクトでは以下の4つのテーマを設定する。(1)北海岸のモチェ文化とそれに続くシカン文化を担った集団の関係(2)南海岸のチリバヤ文化とインカの関係(3)クスコ周辺のインカ集団の出自(4)パチャカマク遺跡出土ミイラの系統の研究。
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Research Products
(15 results)
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[Journal Article] A possible case of prophylactic supra-inion trepanation in a child cranium with an auditory deformity (pre-Columbian Ancon site, Peru)2007
Author(s)
Kato, K., Shinoda, K., Kitagawa, Y, Manabe, Y., Oyamada, J., Igawa, K., Vidal, H., Rokutanda, A
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Journal Title
Anthropological Science 115
Pages: 227-232
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