2009 Fiscal Year Annual Research Report
2008年北京オリンピック大会をめぐるガバナンス・プロセスの研究
Project/Area Number |
19500523
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
中村 祐司 Utsunomiya University, 国際学部, 教授 (50237442)
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Keywords | 政策分析 / 政策過程 / メディア報道 / スポーツ市場 / ガバナンス / ボランタリーセクター |
Research Abstract |
「北京五輪からロンドン五輪へ-その課題を探る-」(2009年7月1日)、「北京オリンピック大会をめぐる評価の類型とその特性」(2009年9月)、「2008年北京オリンピック大会の関連事業とガバナンス・プロセス-執行規場における観察から-」(2010年2月)と題した論文3本を作成した。このうち最初の研究成果については、自らが管理運営する研究室ホームページに掲載した。 2009年7月31日から同年8月21日まで、オリンピック大会から丸1年が経過した中国・北京市に滞在し、「鳥の巣」をはじめとする市内の各競技施設のその後の運営や利用、一般開放等について状況把握のための現地視察調査を行った。また、交通インフラの整備や五輪評価など、開催後1年間の存続や変容について握した。 2010年1月には平成19年度以降の本研究の成果をまとめた単著「2008年北京オリンピックの研究-統治から協治へ-」を刊行すると同時に、その全文を自らが管理運営する研究室ホームページに掲載した。 以上のように研究期間の最終年度である平成21年度においては、過去2年間の研究の深化、現地把握り継続、単著としての研究成果め結実がなされ、五輪政策研究を切り口とした中国研究おける貢献を果たした。
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Research Products
(5 results)