2008 Fiscal Year Annual Research Report
学校を中心とした肥満児の身体活動増加を促す介入プログラムの研究
Project/Area Number |
19500595
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Research Institution | Kyoto University of Education |
Principal Investigator |
井上 文夫 Kyoto University of Education, 教育学部, 教授 (40168464)
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Keywords | 肥満児 / 学校 / 運動 / 介入 |
Research Abstract |
1. 児童生徒の動脈硬化度の脈波速度による測定 昨年度に続き、岡山県の同一の公立中学校において、身体計測、血圧測定、脈波速度による動脈硬化度の測定と日常生活習慣に関するアンケート調査を行い、メタボリックシンドロームのリスク要因と体力・運動能力との関連を調査し、明らかな関連が認められた。結果の一部は平成20年10月の日本肥満学会(大分)において「小児メタボリックシンドロームと体力・運動能力」として発表した。さらに、同時に測定した筋肉量との関連を解析中である。 2. これまで集積してきた小学1年生から中学3年生までの約2万人の腹囲のデータをまとめて解析し、小児期の腹囲の標準値をもとめ、グラフ化した。このデータを他施設にも利用してもらうため、「肥満研究」に投稿し受理された。 3. 海外の介入プログラムCATCHについての研究 School-based intervention programの代表的なCATCHプログラムについて、教材を中心とした調査を行い、京都教育大学教育実践紀要にその概略をまとめ、今後実際に学校での教育プログラムへ組み込むための資料を収集した。
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Research Products
(3 results)