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2007 Fiscal Year Annual Research Report

異文化対応能力育成のためのICTを活用した国際遠隔教育の学習デザインの研究開発

Research Project

Project/Area Number 19500852
Research InstitutionNational Institute of Multimedia Education

Principal Investigator

青木 久美子  National Institute of Multimedia Education, 研究開発部, 准教授 (90392290)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) プレイ エリック  四日市大学, 環境情報学部, 教授 (30298658)
リム ロンユー  香川大学, 留学生センター, 教授 (00262840)
Keywords異文化適応能力 / 国際遠隔合同授業 / ICT活用教育 / 学習デザイン
Research Abstract

プロジェクト初年度においては、異文化適応能力(intercultural competence)の定義・測定方法に焦点をあて、文献調査を行うと同時に、研究分担者・研究協力者で打ち合わせを3回行い、国際遠隔合同授業を行うにあたって考慮しなければならない問題点・使用可能なツール・学習活動について話し合った。問題点については、異文化適応能力は英語能力とは切り離して考えるべきであるが、異文化間交流授業を行うにあたってはある程度の英語力が必要であるため、学生の英語能力のレベルを考えてパートナークラスを選ばなければならないことが話し合われた。ツールについては、現在インターネットの進化で様々な無料のコミュニケーションツールが容易に入手できるが、セキュリティの設定変更やらクライアントソフトウェアのインストールを要求するツールは、大学のIT環境に大きく依存するため、そのようなツールは避けるべきであることが話し合われた。学習活動については、学生中心主義を基調にしたプロジェクト・ベースド・ラーニングとして学習活動を考えるべきで、異文化適応能力を理論として教えるのではなく、実践することによって身につけさせるような学習活動を開発していくことで同意した。異文化適応能力習得度を測る方法については、短期(1学期間)の変化でも違いがわかるような尺度を選定するか開発する必要があることが、プロジェクトチームの合意であった。プロジェクトメンバーのコミュニケーションツール・研究参考資料目録のために、Wikiを立ち上げ、メンバー間のコミュニケーションの促進を図ると共に、国際遠隔合同授業での使用についての可能性を探った。

  • Research Products

    (2 results)

All 2008 2007

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] International Cooperative Prcject-Based Learning through ICT for Fostering Intercultural Competence2008

    • Author(s)
      青木 久美子
    • Organizer
      Cooperative Learning in Multicultural Societies:Critical Reflections
    • Place of Presentation
      イタリア、トリノ
    • Year and Date
      2008-01-19
  • [Presentation] Fostering intercultural competence through ICT in Japan2007

    • Author(s)
      青木 久美子
    • Organizer
      LED 2007:2^<nd> International Conference on Language, Education and Diversity
    • Place of Presentation
      ハミルトン、ニュージーランド
    • Year and Date
      2007-11-23

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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