2007 Fiscal Year Annual Research Report
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19520213
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| Research Institution | Kyoto University |
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Principal Investigator |
鈴木 雅之 Kyoto University, 大学院・人間・環境学研究科, 教授 (50091195)
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| Keywords | エクフラシス / 詩は絵のごとく / ロマン主義時代 / 美術カタログ / 王立美術院 / 姉妹芸術 / ジェイムズ・バリー / ウィリアム・ブレイク |
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| Research Abstract |
平成19年度は以下の作業を行った。
(1)姉妹芸術およびエクフラシス関連の文献を読んだ。
(a)James Barry, _The Works of James Barry_ (ed. Edward Fryer, 1809); _An Account of a Series of Pictures In the Great Room of the Society of Arts, Manufactures, and Commerce, at the Adelphi_ (1783)などは、本研究課題の代表的な一次資料を精読した。
(b)上記エクフラシスの対象となった絵画作品や彫刻などの画像を可能な限り入手した。他の図像・図版(銅版画ほか)も可能なかぎり入手し、エクフラシスとの関係を解読した。
(c)王立美術院、芸術家協会、芸術/技術振興協会、ディレッタント協会関連の文献、とくに王立美術院批判、18〜19世紀の美術制度、当時のイングランドの芸術の現状、パトロン、政治と美術制度などに関わる文献を幅広く渉猟し、姉妹芸術、エクフラシスの観点から読み解く作業を続けた。
(d)王立美術院、芸術家協会、芸術/技術振興協会等、18世紀〜19世紀の美術に関わる協会の展示美術カタログを可能な限り収集し、また絵画評などは、当時の新聞・雑誌 やパンフレットに博捜しこれを収集し解読した。
(e)イギリスへ資料収集に出かけ文献の充実を計り、また関連学会に出席することで知見を広めまた情報交換をした。
(2)エクフラシス関連の研究書や論文、関連ジャーナルを数多く入手し精読した。
(3)入手したデータや分析した結果を主題・項目ごとにまとめ、必要に応じてコンピュータ入力した。
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