2008 Fiscal Year Final Research Report
Proof-based Research on the Change of Japanese Communication Behavior after World War II
Project/Area Number |
19520405
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Japanese linguistics
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
JINNOUCHI Masataka Kwansei Gakuin University, 総合政策学部, 教授 (70154424)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Keywords | 日本人 / コミュニケーション / 高校野球 / 選手宣誓 / 型 / 自己表現 |
Research Abstract |
戦後における日本人のコミュニケーション行動の変化を探るため、スポーツ場面での言語行動に焦点を絞り、そこでの変化の様子やその要因を考察した。具体的には、毎年甲子園で行われる高校野球の選手宣誓行動を映像資料によって跡付け、その宣誓文や宣誓行動におけるパラ言語(声の調子など)の側面などについて、考察した。その結果、1980年代を境に、型通りのものから多様なものへと変化していることが判明した。これは、日本社会の変容(モダンからポストモダンへ、あるいは戦後社会からポスト戦後社会へ)と連動した現象である、と結論づけた。
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Research Products
(3 results)