2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19520414
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
和田 尚明 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 准教授 (40282264)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邊 淳也 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 准教授 (20349210)
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Keywords | 時制 / 比較研究 / 証拠性 / モダリティ |
Research Abstract |
本年度は、和田尚明が英語の未来表現、英蘭語の現在完了形ならびに日英語の従属節(間接話法補部・条件節)における時制現象を、渡邊淳也が、フランス語をはじめとするロマンス諸語の未来表現ならびにフランス語の非定形の時制現象(ジェロンディフ・現在分詞)を中心に研究した。合同研究会としては、以下の要領で行った。 1 第1回研究会 和田尚明 研究発表 Will-文の時間解釈のメカニズム(On the Mechanism of Temporal Interpretation of Will-Sentences)(2010年5月12日) 2 第2回研究会 渡邊淳也 研究発表 フランス語およびロマンス諸語における単純未来形と迂言的未来形について(2010年6月9日) 3 第3回研究会 和田尚明 研究発表 日英語時制現象の対照言語学的分析(2010年11月10日) 4 第4回研究会 渡邊淳也 研究発表 ジェロンディフと現在分詞をめぐって(2011年2月9日) また、渡邊淳也が2010年5月29日に、日本フランス語学会シンポジウム『フランス語学と意味の他者』(於:早稲田大学)に講師として、和田尚明が2010年11月13日に、日本フランス語学会11月期談話会『時制体系をめぐる対照言語学的視点』(於:京都大学)に講師として参加した。さらに、和田尚明が2010年4月22日に、筑波大学文芸・言語専攻平成22年度第1回言語学コロキウムにて、「現在完了形の表す意味範囲の変遷とC-牽引:英蘭語比較研究」のタイトルで研究発表を行った。 なお、2010年9月19日~26日まで、渡邊淳也がチュニジア共和国で研究交流会に参加し、自身もフランス語で研究発表を行った。
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Research Products
(11 results)