2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19520453
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
石崎 俊子 Nagoya University, 留学生センター, 准教授 (70402378)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 弘毅 名古屋大学, 留学生センター, 講師 (60402377)
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Keywords | 教材・教具論 / モバイル学習 |
Research Abstract |
コンピュータ使用のために開発されたオンライン教材、「WebCMJ文法」を携帯電話で利用できるようにフレームワークをデザインし、実装後、実際にシステム開発を行った。画面上のボタンなど画面が小さくなっても操作が円滑に行えるように最大限の注意を払った。WebCMJ文法携帯版の構築を9月に終了し、2007年10月から2月までの5ヶ月間、実際に初級日本語を学習している留学生4人に試験的に導入しながら、問題点を改良した。(1)画面が小さいことから、画像が思うように表示されない、(2)javascriptが作動しないことから、辞書機能が利用できないなどの画面上の設計の問題を改良した。http://opal.ecis.nagoya-u.ac.jp/i/同時に(1)日本の携帯電話を利用したことがないので、利用方法が難しい、(2)画面が英語表示の場合、日本語入力に手間がかかる、(2)携帯電話での日本語入力のやりかたがわからないなど携帯サイトで学習する以前に携帯電話の導入に様々な問題が生じた。利用者が問題となった箇所を全てリストアップし、次回導入のためにマニュアルを作成した。WebCMJ文法の携帯サイトは、コンピュータ用のWebCMJ文法教材と成績管理を連動させて構築しているので、学習者はどちらでも自由に選んで学習することができ、自分に学習スタイルに最も適した学習を行うことができる。又、2つの形態の教材を経験することによって、学習者が容易に2つの教材を比較することが出来、学習者の教材の評価を通して携帯電話学習サイトを充実させていくことができると考えられる。今後は更に多くの学習者にこのWebCMJ文法の携帯電話用の学習サイトを利用してもらい、評価を行ってもらうとともに、学習スタイルへの影響、成績の変化を分析することにより、これからますます活発になるであろう日本語教育界での携帯電話学習サイト構築の向上を目標としたい。
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Research Products
(2 results)