2009 Fiscal Year Annual Research Report
携帯電話による英語学習:学習者プロファイルと設問難易度を活用した学習個別化の研究
Project/Area Number |
19520519
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
前野 譲二 Waseda University, メディアネットワークセンター, 助教 (30298210)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原田 康也 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (80189711)
楠元 範明 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (60277861)
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Keywords | 英語学習 / 学習履歴 / セキュリティ / データベース |
Research Abstract |
本研究では、平成19年度から平成21年度にかけての研究期間を通じ、主に携帯電話を念頭においた、携帯端末による英語力の向上のための学習環境に関するものである。最終的な目標として、(1)「問題や課題の困難度」と「学習者の習熟度」のマッチングアルゴリズムの検討および試作(2)「学習履歴」から有効な情報を抽出するマイニング手法の検討と実施(3)「問題や課題の困難度」と「学習者の習熟度」のマッチングアルゴリズムの実装 などがあるが、平成21年度は主に(2)と(3)について検討を行う他、携帯電話端末(Google社のAndroid Dev Phone 1)およびLMSとしてMoodleを用いて、プロトタイプの開発を行い、主に次の点について研究計画を実施した。 1.語彙の難易度に関する定義とデーターの収集・流し込み:語彙データーの難易度の定義は様々なものがあるため、様々な辞書等から電子化されているデーターを中心に選定作業を行った。 2.携帯電話端末における学習インターフェースの検討:市販されている携帯電話端末は、ハードウェアとしてもソフトウェア(OS等)としても多様である。このため平成20年度はAdobe Flashによる開発を行ったが、平成21年度はオープンソースであるところのGoogle An droidへと開発環境を切り替えて開発を進めた。 3.サーバーソフトウェアの開発:クライアントである携帯電話端末へ課題データーを送信し、回答データーを収集・分析するソフトウェアについて開発を進めた。
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Research Products
(6 results)