2007 Fiscal Year Annual Research Report
日本語を母語とするドイツ語学習者の学習環境とドイツ語習得過程
Project/Area Number |
19520520
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
星井 牧子 Waseda University, 法学学術院, 准教授 (90339656)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
生駒 美喜 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (90350404)
室井 禎之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60182143)
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Keywords | ドイツ語教育 / 第二言語習得 / 音声コミュニケーション |
Research Abstract |
本研究では、平成16年度から18年度にかけて申請者らが行った研究プロジェクト〔科学研究費補助金「音声コミュニケーション中心の少人数授業における日本語母語話者のドイツ語習得過程」基盤研究(C)(一般)〕の成果にもとづき、異なる学習環境・背景を持つ日本語を母語とするドイツ語学習者にドイツ語でインタビューを行い、音声コミュニケーション場面で行う言語行動を調査し、学習環境と習得過程との関連を文法・語彙・音声・コミュニケーション行動の4つの側面から実証的に分析することをめざしている。平成19年度は、主にデータの収集と文字化の2つを中心に調査を行った。 データ収集としては4月、7月、10月、1月の計4回、学習者計30名に対してドイツ語母語話者との会話調査を実施し、1)自由会話、2)映画ストーリーの説明、3)ロールプレイ、4)あらかじめ用意された会話の音読し(最後の部分のみ指示に従った自由会話)の4種類の課題をおこなった。調査の対象となった学習者のうち23名は音声コミュニケーション中心の少人数授業を受けた者であり、そのうち2名は長期滞在(1年間の留学)前の調査となった。学習環境の比較として残り6名には通常の授業を受けている学習者を選んだ。そのうち夏休みの短期研修の前後を調査した者が1名、春休みの短期研修の出発前を調査した者が2名いる。短期留学・長期留学ともに出発前のみの調査に終わっている学習者に対しては、引き続き平成20年度に調査をおこなう予定である。 文字化に関しては1月まで含めた4回分の調査すべての転記とチェックが終わっている。 なお、平成19(2007)年10月には、ドイツで開催されたドイツ外国語教育学会(ギーセン大学)において、研究代表者が本プロジェクトの調査方法と概要についての口頭発表を行っている。
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Research Products
(1 results)