2008 Fiscal Year Final Research Report
A Study on Reconstruction Support from the view point of the Sufferers in Disaster-Stricken Areas
Project/Area Number |
19530483
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
YAMANAKA Shigeki Kwansei Gakuin University, 災害復興制度研究所, 教授 (30411797)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
EBARA Akinori 関西学院大学, 司法研究科, 教授 (40140397)
MIYAHARA Koujirou 関西学院大学, 社会学部, 教授 (10200198)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
EBARA Akinori 関西学院大学, 司法研究科, 教授 (40140397)
MIYAHARA Koujirou 関西学院大学, 社会学部, 教授 (10200198)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Keywords | 災害復興 / 被災者支援 / 住宅再建 / 生活再建 / 復興感 / 事前復興計画 / 復興ビジョン / 中抜け現象 |
Research Abstract |
1995年の阪神・淡路大震災から、2008年の岩手・宮城内陸地震まで、この間に起きた主な地震災害を対象に被災地・被災者を対象にした復興意識調査や現地調査、自治体職員及び復興施策に関与した専門家からのヒアリング調査を実施し、復旧・復興過程で生じる地域の毀損、とりわけ「働き盛り」の流出を中心にその原因を探った。この結果、応急仮設住宅(以下仮設住宅)・災害復興公営住宅(以下復興住宅)を被災地から遠く離す疎開施策が被災地の衰退に拍車をかけている実態が明らかになった。従って、復旧・復興過程においては従前居住者をなるべく被災地から離さない施策、例えば自宅敷地内仮設住宅や被災地内における共同協調住宅の建設、住宅再建支援だけでなくやむなく長期に渡る疎開を余儀なくされた場合の生活・生業支援、仮設市街地から恒久市街地建設にいたる連続復興支援のシステム構築の必要性などを考えていく必要があることを提唱した。
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Research Products
(20 results)