2007 Fiscal Year Annual Research Report
教育の臨床的研究と教員養成・教師教育の連関に関する研究
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19530680
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
宇佐見 香代 Saitama University, 教育学部, 准教授 (20294275)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八木 正一 埼玉大学, 教育学部, 教授 (70117026)
岩川 直樹 埼玉大学, 教育学部, 教授 (70251139)
庄司 康生 埼玉大学, 教育学部, 教授 (20216162)
船橋 一男 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (80282416)
野村 泰朗 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (30312911)
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Keywords | 教育における臨床の知 / 授業づくり / 生活指導 / メディア教育 / 表現教育論・教師教育学 / 生活科・総合学習 |
Research Abstract |
研究分担者が,教育における臨床の知(岩川直樹),授業づくり論(八木正一)、生活指導論(舩橋一男),生活科、総合学習・カリキュラム論(代表者・宇佐見香代),メディア教育論(野村泰朗)、表現教育論、教師教育学(庄司康生)のそれぞれの領域で教育研究活動を行った.具体的には,これまで行ってきた大学の開設科目における教育研究活動(学生によるフィールドワーク・授業観察を伴う)及び大学院開設科目(臨床生徒指導特論・演習、臨床授業構成特論・演習、ワークショップ開発特論・演習、教師教育学特論・演習、総合学習開発学特論・演習、授業分析特論、演習等)を拡大して、本研究課題に即した教育研究活動を行い、それに院生・学生が参加しながら、研究活動を行った. 研究代表者の実践研究を事例としてその一端を以下に示すと、以下の通りである.学生を伴ったフィールドワーク・授業観察をさいたま市立春野小学校(環境教育)と奈良女子大学附属小学校(しごと学習)にて行った。その活動以前に,各学校の研究主題についての意義などの事前指導を行い、活動以後は振り返り活動及び学んだことのまとめの活動を行う。これらの繰り返しによって、各学生・院生自身の研究課題の発展および研究活動の深化が見られ,引率教員の研究活動にも補助的に関わりながらその研究に寄与することができた。この他、それぞれの分担者によって、教員がその専門性を発揮し力量を形成することに寄与する理論研究(Narrative Standard等)の発展も見られた. 今年度は、科研費交付が追加で後期にあったという事情から、年間を通じた教育研究計画の遂行が難しく、また研究分担者相互の連絡調整とそれぞれの研究の統合に問題があった。それでも交付された科研費によって,次年度の共同研究体制を支える条件整備を行うことができた。
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Research Products
(2 results)