2010 Fiscal Year Annual Research Report
電磁波反射法を用いた水路実験3次元モニタリングとその河川堆積相への適用
Project/Area Number |
19540486
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Research Institution | Natural History Museum and Institute, Chiba |
Principal Investigator |
熊代 浩子 (岡崎 浩子) 千葉県立中央博物館, 自然誌歴史研究部・地学研究科, 主席研究員 (10250135)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中里 裕臣 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究所, 主任研究員 (00373225)
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Keywords | 平面水路 / 蛇行河川 / 3次元モニタリング / 地中レーダー |
Research Abstract |
本研究目的は,電磁波反射法による実験堆積物の高分解能非破壊解析の可能性をさぐるもので,数GHzの中心周波数を持つ高周波のレーダを用いてcmオーダーで実験堆積物の構造を非破壊で把握し,繰り返し測定による堆積構造の形成過程の可視化を行う.このようなレーダーアンテナを平面実験水路に設置し実験堆積物の3次元断面のモニタリング手法を開発し,この手法を応用して河川堆積物の形成過程を解明するものである. 当該年度は, 1.電磁反射法による流路の3次元解析:平面水路で給砂をおこなった実験の流路変遷を観察し,また反射面特性をみるために,マーカーを珪砂にかえて,おこなった.これにより砂鉄と同様の明瞭な反射面をえた. 2.実験結果のまとめと発表をおこなった.
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