2007 Fiscal Year Annual Research Report
大規模集中電源としてのCO2回収方式石炭燃焼MHD発電機の高性能化に関する研究
Project/Area Number |
19560278
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
石川 本雄 University of Tsukuba, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (90109067)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤野 貴康 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (80375427)
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Keywords | 大規模電源 / MHD発電 / CO2回収 / 石炭有効利用 / 地球温暖化ガス排出削減 / 高効率発電 / 分散電源バックアップ |
Research Abstract |
第一の研究目的は、CO2回収方式高性能MHD発電機設計に必要な電磁界と流体との強い相互作用の解明であるが、動作弱電離プラズマのエンタルピー、導電率、電子移動度などの熱力学的諸量の正確な評価がまず重要であるので、中国大同炭を原燃料とする場合の熱力学的諸量の熱平衡計算を行い、熱力学的諸量の正確な評価を実施した。 さらに、CO2回収方式高性能MHD発電機本体ではないが、直接関連している米国NASAなどの連合チームが実験的研究を実施している宇宙用MHD発電機の3次元解析を行い、電磁界と流体との3次元的相互作用の解明を行った。 第二の研究目的は、CO2回収方式MHD発電機内衝撃波と境界層との相互作用の解明であるが、研究の第1年度として、CO2回収方式高性能MHD発電機本体ではないが、直接関連している、側壁電極を持つダイアゴナル形MHD発電機内の膨張波と境界層との相互作用を3次元解析により明らかにした。 これらにより、第2年度にCO2回収方式高性能MHD発電機の設計と強い相互作用の解明を実行するための基礎的な準備を進めることができた。
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Research Products
(4 results)