2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19590468
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
岩附 研子 The University of Tokyo, 医科学研究所, 特任助教 (20376619)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀本 泰介 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (00222282)
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Keywords | インフルエンザ / 細胞内輸送 / 蛍光標識 |
Research Abstract |
A型インフルエンザウイルス(A/WSN/33)のNS1遺伝子とNS2遺伝子を分割するために構築した、NAのパッケージング領域の間にNS2遺伝子を組み込んだプラスミドを用い、NS2のN末側、あるいはC末側に蛍光標識蛋白質(lumio)の遺伝子を組み込んだ。このプラスミドを用いて、9本鎖タイプ(PB2, PB1, PA, HA, NP, M, HA-NA, NS (NS2KO)、あるいはVSVタイプ(PB2, PB1, PA, NP, M, HA-VSVG, NS (NS2KO),NA-NS2-Venus)のコンストラクトで、リバースジェネティクス法を行なったところ、蛍光標識組換えインフルエンザウイルスを作製することに成功した。しかし、この組換えウイルスをコンフォーカル顕微鏡で観察したところ、9本鎖タイプ、VSVタイプのどちらの組換えウイルスも、非特異的な蛍光が強く認められ、NS2の動きを特定することが困難であった。蛍光標識の条件などに工夫を重ねたが、改善が認められなかったため、現在、別の蛍光蛋白質(Venus)を用いて組換えウイルス作製を試みている。
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Research Products
(5 results)