2007 Fiscal Year Annual Research Report
わが国における外国人介護福祉士の受け入れに伴うケア・サービスの質に関する検討
Project/Area Number |
19590661
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Research Institution | National Institute for Longevity Sciences,NCGG |
Principal Investigator |
荒井 由美子 National Institute for Longevity Sciences,NCGG, 長寿政策・在宅医療研究部, 部長 (00232033)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新井 明日奈 国立長寿医療センター(研究所), 長寿政策・在宅医療研究部, 長寿医療政策・在宅医療研究室長 (50421897)
水野 洋子 国立長寿医療センター(研究所), 長寿政策・在宅医療研究部, 外来研究員 (80426494)
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Keywords | 地域保健 / 介護技術評価 / 介護(ケア)施設 / 高齢者介護(ケア) / ケア・サービスの質 / 経済連携協定 |
Research Abstract |
1.研究の目的 平成18年9月に締結された日比経済連携協定により、わが国へのフィリピン人介護福祉士の受け入れが本格化するなど、今後、介護施設において提供されるケア・サービスの質については、多様化していくことが推測される。このようなケア・サービスの質の格差を是正し、維持・向上につなげるためには、各施設の外国人労働者の雇用に対する認識及び提供されるケア・サービスについての実態の把握と詳細な分析が不可欠である。そこで本研究は、(1)わが国の介護施設における外国人労働者の雇用実態及び経済連携協定を視野に含めた雇用に対する意識について把握するとともに、(2)わが国の外国人介護福祉士受け入れに関する現行制度・関連施策の把握を行うことを目的とし、もって、わが国の介護施設におけるケアサービスの質の確保に資するべく、調査・分析を行うものである。 2.本年度研究実施内容 平成19年度研究実施計画に基づき、本年度は、上記目的(2)の「外国人介護福祉士の受け入れに関する現行制度及び関連施策の把握」を実施した。具体的には、下記の機関・団体へ聞き取り調査を実施するとともに、関連する講演会に参加し情報収集を行った。これらの調査により、(1)現行の受け入れ体制の枠組み、(2)現行の受け入れ体制の問題点及びそのあり方に関する主な議論、(3)受け入れ支援に係る実例について最新情報の把握が可能となった。 【ヒアリング実施状況(カッコ内は実施日)】 ・フィリピン介護人材育成協議会(平成19年9月11日) ・財団法人海外技術者研修協会(平成19年9月13日) ・社団法人国際厚生事業団(平成19年9月19日) ・東京都福祉保健局総務部(平成19年12月6日) ・愛知県健康福祉部高齢福祉課(平成20年2月4日) 【関連講演会参加状況(カッコ内は参加日)】 ・高齢社会をよくする女性の会(平成19年11月14日及び平成20年2月6日)
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Research Products
(22 results)