2007 Fiscal Year Annual Research Report
揮発性麻酔薬のヒト胎盤移行性と他剤の移行性への影響
Project/Area Number |
19591826
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Research Institution | Hyogo College of Medicine |
Principal Investigator |
下出 典子 Hyogo College of Medicine, 医学部, 助教 (00351809)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太城 力良 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (20107048)
多田羅 恒雄 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (30207039)
植木 隆介 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (10340986)
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Keywords | 麻酔薬 / 胎盤移行 / 潅流 / 産科麻酔 |
Research Abstract |
従来から保有する自動ガスサンプリング装置(HeadSpaceSampler,島津HSS-2B)とガスクロマトグラフィ装置(島津GC14B)をオーバーホールした。これを用いて、潅流液中に混在する揮発性麻酔薬セボフルラン、イソフルラン、ハロタンのクロマトグラムのピークが明らかに分離できるガスサンプラーの温度と気化時間、キャリアーガス流量、カラム充填剤・温度条件などの測定条件を決定することができた。すなわち、カラムには30mfused silica open tubular cappilary columnにpolyethylene glycolを充填したDB-WAXを用いその温度は50℃、水素炎イオン化検出器には50ml/minの水素と500ml/minの空気を流し、カラムのキャリアーガスとしてはヘリウム5.1ml/minとした。これにて3種の揮発性麻酔薬の混合液の分離定量が可能となった。2008年4月からは、ヒト胎盤モデルでの揮発性麻酔薬の移行率を求める。
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Research Products
(2 results)