2007 Fiscal Year Annual Research Report
前立腺癌のホルモン依存性消失におけるFGF受容体の関わりと新しい治療法への応用
Project/Area Number |
19591852
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
松原 昭郎 Hiroshima University, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (10239064)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三田 耕司 広島大学, 病院, 講師 (70304425)
亭島 淳 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (20397962)
長谷川 泰久 広島大学, 病院, 助教 (90403568)
安本 博晃 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (20314750)
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Keywords | 線維芽細胞成長因子受容体 / FGFR / チロシンキナーゼ / 増殖抑制 / 分化 / 前立腺癌 / 放射線治療 / 遺伝子治療 |
Research Abstract |
Wild-type FGFR2遺伝子を移入したホルモン不応性ヒト前立腺癌細胞において増殖抑制ならびに細胞分化の促進が確認され、機序としてアポトーシス誘導を示唆する実験結果が得られた。In vivoにおける雄ヌードマウスへの移植実験においても、腫瘍形成能FGFR2のアポトーシス誘導作用を増強させる目的で行った外照射放射線ならびにドセタキセルとの併用効果は期待された結果が得られた。現在、FGFR2の導入効果、組織学的効果ならびに腫瘍周囲組織への影響をみるために腫瘍を組織学的に検討中である。 一方、FGFR2の変化とヒト前立腺癌の悪性度や予後との相関、ホルモン依存性消失との関係を追求することを目的としたホルモン不応性ヒト前立腺癌に発現するFGFR2の変異については、胃癌における変異が明確にされているC末端、Crouzon, Pfeiffer,Jackson-Weiss, Apert症候群などで変異が報告されている3番目の細胞外ループを中心に検討を進めているが、現時点では予想される結果は得られていない。
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Research Products
(7 results)