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2008 Fiscal Year Annual Research Report

創傷治癒過程における骨髄由来実質細胞とルミカンの役割-美しい治癒をめざして

Research Project

Project/Area Number 19592024
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

大橋 裕一  Ehime University, 大学院・医学系研究科, 教授 (00116005)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 白石 敦  愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 寄附講座准教授 (90314963)
Keywordsルミカン / ケラトカン / 創傷治癒 / 好中球 / ノックアウト / 骨髄移植 / GFP / キメラ
Research Abstract

バックグランド遺云子をC57/BL6JにそろえたLumican knock-outマウス(Lum-/-),Keratocan knock-outマウス(Kera-/-)にTgN(GFPU)5Nagy(以下GFPtg:Green Fluorescent Protein(GFP)を発現するマウス)とLum-/-;GFPtg及びKera-/-;GFPtgの骨髄を移植し、キメラマウスを作成した。抹消血の有核細胞の約85%はGFP陽性となったが、今回購入した蛍光実体顕微鏡で角膜実質中のGFP陽性細胞を検出するのは難しく、TgN(GFPU)5Nagyの代わりにC57BL/6-Tg(CAG-GFP)を日本エスエルシー株式会社より購入した。C57BL/6-Tg(CAG-GFP)は抹消血の有核細胞のほぼ100%がGFP陽性であり、GFPの発現も強いため、移植した好中球が蛍光実体顕微鏡下で角膜実質中に侵入する様子が齢きる。Lum-/-にC57BL/6-TgCAG-GFPの好中球を移植した後、角膜実質にlysosomeに捕食されるとred fluoresceinを発現するStaphylococcus aureusを注入した感染実験では、移植されたwild typeの好中球が細菌を貪食するのがwild typeの角膜実質比べて少ないことが確認された。Lum-/-角膜実質では形態的にはmacrophage由来のリンパ管が貪食している様が観察されているが、これについては骨髄を移植しないと観察できない。そこで、GFPマウスをすべて
C57BL/6-Tg(CAG-GFP)に変更し、Lum-/-;GFPtgとKera-/-;GFPtgを再度作成している。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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