2009 Fiscal Year Annual Research Report
加齢に伴うエナメル質亀裂の発生原因の究明および予防と治療対策の確立
Project/Area Number |
19592195
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
児玉 臨麟 Niigata University, 医歯学系, 助教 (10272824)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福島 正義 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30156773)
興地 隆史 新潟大学, 医歯学系, 教授 (80204098)
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Keywords | 加齢 / エナメル亀裂 / 審美障害 / 予防対策 / レジン修復 / う蝕予防 |
Research Abstract |
H21年度における本研究では、これまでの研究に続いて、エナメル質亀裂に関する臨床調査を行い、発生原因、頻度、年齢あるいは修復物との関係、引き起こされる臨床症状等について検証を行った。研究調査により、エナメル質亀裂は、前歯部の唇面最も多く生じたことや、臼歯部に置いて、機能咬頭側に多く生じたことがわかった。このような発生様相を基づき、患者に対し、噛み合わせ指導、生活指導などを通じて、亀裂の発生を最小限にくい止めることは重要だと考えている。 また、亀裂発生早期に置いて、歯面清掃を伴って、樹脂製低粘度材料による歯面への応用も、亀裂の重度化をある程度、抑えられるものと考えられている。 今後、引き続き、亀裂の病理病態、予防、治療方法を検討していくつもりである。
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Research Products
(12 results)