2007 Fiscal Year Annual Research Report
PTHおよびTNFa抗体徐放性ハニカム構造スキャフォールドによる骨再生の研究
Project/Area Number |
19592315
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
八上 公利 Showa University, 歯学部, 講師 (00210211)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新谷 悟 昭和大学, 歯学部, 教授 (80294429)
吉澤 泰昌 昭和大学, 歯学部, 助教 (90433812)
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Keywords | PTH / TNFa / 骨再生 / 骨質 / bTCP |
Research Abstract |
骨成長因子の徐放性スキャフォールドについてはこれまでに多くの研究がなされてきたが、スキャフォールドの強度、生体親和性、徐放の速度や利便性等の問題から適当なものがないのが現状である。研究者は、担体としてPTH、TNFaを吸着させたハニカム構造のbTCP-コラーゲン複合体を作成した。これを骨粗髪症モデルマウスの顎堤欠損部に骨髄細胞由来の未分化問葉系幹細胞とともに自家移植した。その結果、骨髄細胞の担体への付着性や分化は良好で、PTH/TNFa抗体徐放性ハニカム構造bTCP-コラーゲン複合体では対照と比較して骨造成に差はないが、骨陵形成が緻密であることが観察された。今後は、PTH/TNFa抗体徐放性ハニカム構造bTCP-コラーゲン複合体の骨造成部位に対するインプラント埋入のオステオ・インテグレーションに関する検討を行う予定である。
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