2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19592469
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
清水 裕子 Tokyo Metropolitan University, 人間健康科学研究科, 准教授 (10360314)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横井 郁子 東邦大学, 医学部・看護学科, 教授 (90320671)
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Keywords | 看護教育 / 模擬患者 / 高齢者 / 養成プログラム |
Research Abstract |
平成19年度の当初研究計画では、第1段階として次の計画を表明していたので、これに基づいて実績を報告する。 計画では、これまでの模擬患者養成を試みた研究成果を国内外より収集し、看護における模擬患者養成プログラムを作成する段階である。 医学系・心理系・教育系データベースの検索による研究報告の成果と医学系や民間での養成プログラムを調査し、看護学用の模擬患者養成プログラムの試案となる構成要素を抽出するための研究は、分担研究者において現在進行中である。これまで準備段階として予備調査を行った模擬患者の分類に関する研究は、論文として公表した。また、最新知見の情報収集については、国内外の学会に参加し、収集した。特に国際的な情報は、8th Asia/Oceania Regional Congress of Gerontology and Geriatrics(October 22-25,2007)に参加して収集した。高齢者模擬患者の活用を試みた教育方法などは、アジアの中では日本が先んじている印象を得た。この学会では、模擬患者を活用した授業で実施する、看護学生のための老年者との対話志向性尺度を公表した。 次に計画していた、養成のプログラムの試案を作成し、実現可能性、内容妥当性を研究者によって検討することは、現在、試案作成の段階にあり、模擬患者の選定と活用の方法を計画した段階にある。具体的な内容は、次年度に実施する。
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Research Products
(1 results)